10,000分で無意識にうっすら定着するのかも!?

いとまきイズム

ケース1

  • 40日×5時間=200時間
  • 200時間×60分=12,000分

これは、2月から月4ペースで参加した全集中の場、今現在で何分時間を使ったのだろうか?と計算したもの。

ケース2

  • 月20日×5時間×12か月=1,200時間
  • 1,200時間×3年=3,600時間
  • 3,600時間×60分=216,000分

これは、2018年8月から続いているモノづくり全般の場、今現在で何分時間を使ったのだろうか?と計算したもの。

考察レポ

この検証は意図してやったわけではないのですが、たまたま今のタイミングで同じような現象が起きていて、とても興味深かったので書き残します。どんな現象かと言いますと「無意識にうっすら定着したかも!?な感覚」

ケース1は学びの場で、毎回今までの学びを一旦横に置いて参加していました。ここでのうっすら定着した感を感じた出来事としては、先日イベントに出展させて頂いた時のこと。龍の絵を描きながらメッセージを伝えることをしていた時に、師匠が言っていた言葉や視点が、考えることもなく勝手に頭を過り、口をついて出てくるのです。これがミラーニューロンの成せる業かと思いました。

ケース2はスタッフとしての場で、お客様対応やサンプル作りなどいろんな仕事を同時並行でしています。ここでのうっすら定着した感を感じた出来事としては、最近になってお客様に道具や材料のご説明をすることに対して、少しずつ抵抗がなくなってきていると感じたことです。作品の出来上がりを左右することにもなりかねない道具&材料選び。いつもすぐベテランさんを呼んで、横でメモを取りながら聞かせてもらっていました。しかし、まったく頭に入らない。。。興味はあるんだけどなぁ~と思いながらも入らない、、そうこうしながら未曾有の2年間を経て、気付いたら3年経ってて今なのですが、道具&材料の名前も何に使うものかもざっくり頭に浮かぶようになって、少しずつご説明出来ることも増えてきました。

違いをもたらす差は?

この2つのケースにどんな違いがあるのだろう?とその前に、もうひとつ計算しておきます!

  • 12000÷216000=0.0555
  • 1日=5時間×60分=300分
  • 300分×0.0555=16.5分

ケース1では200時間、ケース2では3,600時間。同じように無意識にうっすら定着したかのように頭に過り口をついて出てくる現象になっているのに、18倍の時間の差は何処にあるのだろう?と言うことで、今思いつく違いをもたらす差を3つ!あげてみました!!

  • 集中濃度と経験:上の計算はケース2の場合、1日に平均16.5分間全集中したら私の場合3年掛かるという、あくまで目安です。
  • 姿勢:「学ぶ(一点集中)」と「ながら(マルチタスク的)」では、40日と3年の時間の差になるのかな。
  • 目的地:何をどうしたくてソレを学ぶのか?知りたいのか?があるかないか。

ポイント

ここで!とても重要だと思ったことがあります。それは「リラックス&楽しんでいること」です。がむしゃらにやってる時ほど、いいアイデアって出ないので出来るだけ力を抜いていました。未曾有の2年間お客様のご来店も少なく焦ってもしょうがないと、道具や材料の使い方の実習をしてくださったことで、私自身が他人事から自分事のように感じるようになったのかもしれません。「こんな時だから、お家で楽しめるモノづくりのご提案が出来たらいいなぁ~」と、自然とそんな思いが湧きあがってきて、それが目的となって逆算して道具や材料を選んで、サンプルを作ったりベテランさんに聞く質問も明確になったりしました。

結果。。。

ケース1もケース2も、使命に燃える!とか、やりがいがぁ~!とか、○○せねば!みたいのは一切なく、日々粛々とコツコツだけだったんですよね、、、そして私は、これこそが奥儀と腹に落としたのでした。完w

まとめ

無意識にうっすら定着するには

  • リラックス&楽しみながら
  • 目的地を決めて
  • 一点集中の経験を日々粛々と
  • コツコツ積み重ねるを10,000分

やりきった先には当たり前になってたりするんだなぁ~。これが無意識の入り口(いとまき調べ)

なんやかんやで一番意識するのはリラックス&楽しみながらだと思う。私は自力では力が入っちゃって無理だったので学びに行ったり、日々の生活の中で長い時間を掛けたりってなったのだと思う。ホント『どんな石の上に3年いるか』って大事ですね~!(*^^)v